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グーネット・カーセンサーを使いこなす「3つ」のコツ!車選びが格段に上手になります。

車選びでは多くのお客様が「グーネット」「カーセンサー」を利用して車探しをします!

今回はこのグーネット・カーセンサーを効率良く使用して、自分にとって「最も納得のいく車探し」をサポートできるよう書き上げています。

 

ぜひお車探しの際は参考にしてください!

結論から言います。大きなポイントは「3つ」だけ!です!

①自分で相場勘を持ってみる!

②グーネット・カーセンサーのフィルター機能で「比較検討」する!

③問い合わせをしてその結果をまた比較する!

①自分で相場勘を持ってみる!

1.自分で相場勘を持つとは?相場よりも安い車の正体。

目的は、「自分が大満足できる車選び」これを達成していただくことです!

もし、ほとんど同じ条件の車で「150万円」「165万円」の2台があった場合、基本的に「150万円」の車を買いたいですよね?(アフターサービスも同等で考えています)

実際にこういった価格差が中古車では存在します!

まず「価格差の正体」について簡単に解説していきます。

 

仕入れ時期の違い

基本的に中古車は黙っていれば価値が落ちていくので、市場での取引価格も安くなっていきます。

価値が落ちる理由は複数ありますが、簡単に考えると「古くなるから」です。

ランクルやスポーツカーなど一部例外の車もありますが、基本的には古くなれば状態が変わらなくても取引相場は安くなるものです。これは市場の一定の原則です。

 

つまり、車屋の立場では「仕入れが古い車の方が原価が高額な可能性が高いということになります。

同じような年式や装備の車でも仕入れが新しい方が原価が安いケースが多い。

つま在庫期間が長くなるほど、ある一定以上店頭価格を下げられなくなります。(中には赤字で在庫を売却処理するケースもあります。)

仕入れがフレッシュな車の方が原価が安く価格勝負できる。故に、同じような車でも店頭価格が異なるケースがある。というケースです。

 

買取車両である場合

車屋の在庫は多くはAA(オートオークション)から仕入れをしています。

オートオークションとは車屋専用のオークションです。

ただ、中にはお客様からの「買取」在庫が存在します。

下の図をご覧ください。

※買取とAAの中間マージンの違いをイラストで載せる

 

買取の車両を店頭販売する場合は、AAを中継することによる中間マージンがないです!

その分店頭価格でAA仕入れの車両よりも店頭価格勝負を頑張ることが可能です。

なので同じような車でも仕入元が異なると・・・

 

  • AA仕入れ 原価100万円 店頭価格115万円
  • 買取仕入れ 原価 90万円 店頭価格105万円

 

こんなケースが存在します。

 

このため、同じような車なのに「仕入金額の違い(原価の違い)」から販売価格が異なることが多々あります。

 

相場勘を持つことのが重要な理由

当たり車両を選べる!

なんとなくで選んだ車より、相場を把握してお得かどうかを判断した方が同じおような車でも割安で買える確率が上がります!

車の価格とは別に、何かサービスが他より優れているならいいのですが、あえて「高い車」を選びたい人はほとんどないはず。

自分なりに相場勘を持つことでこういったいわゆる「当たり車」に気づく確率が上げる。

お買い得かどうかの判別ができる。これが相場勘を持つメリットです!

車は家の次に高い買い物と言われていますので、重要な価格面でも満足できるといいですね!

 

中古車市場が成長する!

少し面白い視点として、お客様が相場勘など車選びに熟知してくると、中古車市場の成長に繋がります!

 

  • より安く売る努力(余分なコストカットやそもそも安く仕入れるための企業努力)
  • 高くても買ってもらえる努力(少し高いけど、競合より優れた最高のサービスが付随)

 

お客様が車選びを熟知してくると、割高な車や程度の悪いサービスでは売れなくなります。

私たちが消費する立場の場合は「より安く、もしくはよりコスパの良い商品が欲しい!」という基本的な本能に基本的には逆らえません!

 

つまり、買う側のスキルが高まると業界の努力が必然的に加速します。

長期的にみてもこれは消費者にとって大きなメリットです。

次の乗り換えタイミングでは市場がもっと成長して、もっと良いサービスを提供できるよう私たちも努力します。

 

②フィルター機能で比較する!

1.店頭相場を確認しよう!(画像で順を追って解説します)

中古車を探す場合はまずは「グーネット」もしくは「カーセンサー」がお勧めです。

グーネットとカーセンサーどちらを使っても問題ないです!(車屋さんはどちらにも掲載しているケースも多いので。)

表示のレイアウトなどは違いますが、基本的な機能は変わりありません。

 

今回はカーセンサーで解説していきます。

全てのケースを紹介することは難しいので今回はモデルケースとして以下のケースでみてみます!

 

  • トヨタ プリウス 4WD
  • グレード特にこだわり無し
  • モデルチェンジ前の50系(2023年1月にフルモデルチェンジ)
  • 距離は5万キロ以内
  • 1年1万キロくらいだから5〜6年乗って10万キロ前後で乗り換えようかな?
  • 色はパールかブラック
  • 修復歴無し
  • 前期or後期こだわり無し

こんな条件でリサーチする手順を紹介してみます!

 

①カーセンサートップ画面

 

こちらがカーセンサーのTOP画面です。

今回はPC版のスクリーンショットで説明させていただきますがスマホ版でも同様の操作となりなります!

 

プリウスを探すので「メーカー車名を選択する」からトヨタを選びましょう。

 

プリウスを選択します!

 

弊社北海道江別市の中古車販売店なので、北海道にお住まいで中古車を探されている方を想定します。

北海道となると在庫台数が多くないのでまずは「全域」を対象にして選別していきましょう!

遠方だと「陸送納車費用」など発生する場合がありますが、まれに陸送費用込みでも安い場合もありますので後から加味しましょう!

 

特に絞り込み無しで北海道にはプリウスが376台ヒットしました。

これだと年式や走行距離などが混在しすぎるので、ここからフィルタリング機能をつかって自分の好みの車両を絞っていきましょう!

 

「もっと詳細な条件を検索する」から今回の条件に絞り込みをしていきます!

  • 駆動方式(4WD)
  • 修復歴無し
  • 年式
  • 走行距離

ここをモデルの条件で絞り込んでみましょう。

 

かなり絞られて、希望の条件で北海道に該当する台数が28台ヒットしました。

その後は並び替え機能で「支払総額」を安い順番にセットするのが良いでしょう!

ここまでくると以下の表示になっています。

  • 自分の希望条件の車のみ
  • 支払総額の安い順番

 

2.ソートして「支払い総額」の安い順に並び替えて相場を把握していく!

欲しい条件の車が安い順番に並んだ状態になればあとは上から順番に確認していき相場勘を捉えていきます!

異常に安い車に注意

中には「異常に安い車」が存在します。

先述したような仕入が安く原価が安い車か、特別な理由がある車(社用車で使っていたから原価償却で原価が安くなっている)など。

実は見に行ってみたら雹害車(雹でボンネットなどが凹みだらけ)の車などよくない理由もあるので注意が必要です。

 

正直、真っ当な理由で安い車には車屋としてはオークション仕入れでは基本的に価格勝負できません。これはもう市場の仕組みです。

 

特別安い車があって見に行ったら思いの外傷だらけで、その分安いことだったというケースもあります。

この場合・・・

傷を気にしないお客様をターゲットにしている

「修理しない方が安く掲載できる」ので未加修で安く掲載している少し悪質なケース

どちらもあり得ますが、「自分が欲しいと思うかどうか」で判断いただいけば間違いないです!それが1番の優先事項です。

 

続いて相場的な話

こうして上から順番に眺めていくと、走行距離の違いはあれども、5万キロ以下での安価な店頭相場ラインは少なくとも総額200万以下は1つのラインになってくるのがわかります。

最安値は画像の総額180.4万円のプリウスです。

これらの情報から・・・

 

このフィルタリングの28台中で総額200万円以下は6台のみ
200万円以下もしくはその付近は比較的店頭相場の平均より安価な車と判断。
1台目はぶっちぎりで安い

距離の増減や、エアロの有無によっても価格が変わりますのでその辺でもさらに絞ってみるのも良いです。

北海道の在庫台数が多くなかったので、あまり絞りすぎると台数がなくなります。

その際はエリアを広げてみるか条件を広げてみるなどの調整が必要です!

 

1台だけずば抜けて安い車がありました。

ざっくりと200万円が安いラインでとみていますが、20万円ほど安いです。

1つ下の段、グレードが下のSの黒より距離も少ないのに安いです。

Aグレードなのでトヨタセーフティセンスも標準装備、ナビ、バックカメラ付きなど十分な装備。寒冷地仕様。

 

理由は以下のように想定できます。

車検が半年しか残っていない。

売れ残りで車検切れ。車検費用込みになるともう少し販売時にコストがかかるので安価で早めに売り切ってしまう。

先述した「価格の正体」理由で原価が安い。価格勝負に出ている。

 

などなど考えられます。

 

こうして「店頭総額200万円」というラインを引いて、それより安くてそさそうなもの、もしくは少し高いけど装備が良い、もしくは距離が1~2万キロ少ないなど。

基準を判別できると

  • この装備がある車は5万くらいは高くなるな
  • 距離が1万キロ少なくなると5~10万円高くなるな

こんな感じで高いか安いかが読めるようになります。

これができれば欲しい一台を見つける時にお買い得な一台に巡り会える確率が上がります!

 

ちなみに、この検索時はエアロ付きや後期仕様になると総額230万円前後で、今のフィルタリングの最安値よりも40万円も高かったです。

 

こんな感じで候補を絞っていき、気になる車両を3~5つくらい絞り込むのが良いかもしれません。

見た目の違いもあったりすると思いますのが、車の見た目は大事です!

かっこいいのがたくさんあって、購入時期を急いいでいないのであればじっくり全部調べていっても良いですね!

お気に入り追加機能もありますので良い車両は保存しておくと良いです!

 

③絞った車を問い合わせしてから最終比較!

1.問い合わせがおすすめ!

候補車両は問い合わせすることをお勧めします!

 

支払総額には以下の費用は含まれていません。

  • 遠方で購入する場合の陸送費用など店舗の管轄外登録、納車費用
  • 希望ナンバー費用
  • 任意保険料
  • その他オプション(追加購入品(ナビタイヤの部品代、取り付け工賃)、下回防錆塗装、コーティングなど)

 

支払い総額に含まれない上記金額は、お客様によって必要の有無や金額が全く異なります。

そのため、自動車公正取引協議会でも総額に含む項目からは除外するものに該当しています。

ここの金額はお客様の状況や販売店によって異なるため、支払い総額が僅差ならオプション次第で逆転もあり得ます。

 

そのため問い合わせか現車確認に行き説明や、オプション希望であれば最終的な見積もりをもらって再比較するのが間違いないです!

オプションが何もなく、近場での購入なら表示されている総額の金額ですが、オプション希望の場合は販売店問い合わせて最終的な金額がわかります。

 

2.是非現車は確認を

 

候補車両が少ない場合で、全て近場なら見に行ってしまうのも良いですね!

候補車両が多い場合は、前述の内容でさらに絞り込んでから見にいくのが効率が良いかもしれません。

欲しい車をみるのは楽しい時間ですので、時間が許されるのであればぜひできるだけ現車を見にいくことをお勧めします。

 

車は良い部分、悪い部分ともに写真だけでは伝わらないこともあります。

例えば芳香剤の匂い残りがあり、自分の嫌いな香りなど。

なので現車確認はできるのであれば是非ともしてみてください!