人気ATスポーツカー!あえて選ぶATの選択!

スポーツカーはやっぱりマニュアル車が人気です。

が、オートマ車も実は不人気なわけではなく、むしろ最近は技術の進歩でマニュアルに負けず劣らずどころか勝っていたり・・・。

スポーツカーはマニュアルでしょ!あえてオートマの選択とは・・・

速い。ATシフトスピードは人間業では無理。

マニュアルよりオートマの2ペダルトランスミッションの方が速い!

CVTにしろ、ステップATにしろ、DCTにせよ。

マニュアルよりもシフトチェンジの時間は短く、変速ロスは最小限。

0-100km/h加速などのデータを見ても、技術の進歩で今はMTよりもATの方が速いのは当たり前になっています。

速さだけでいえばATのほうが有利なのは数値で見ても事実です!

レーシングカーでもオートマ全盛期

いまやレーシングカーであっても2ペダルであることは多数派、左足ブレーキは当たり前のテクニックとなっています。

つまり、本来の車の進化で考えるとクラッチ操作は不要な時代。

「ATのスポーツカーなんて・・・」なんてことは全然なくてAT、MTそれぞれの楽しみ方があると思うべきです!

 

価格が安いケースが多い

基本的に中古車相場などではATがMT車より安い傾向が強いです。

大きな要因としては

 

・MT車が市場に少なすぎて需要高になっている

 

需要が供給より多いと価格が上がるのが基本的な市場の仕組み。

市場のMT車は1%ほどと言われているほど現代では台数が少ないようです。

逆にATのデメリットは?

エネルギーロス

MT車では、運転者がクラッチ操作やシフトチェンジを手動で行いますが、一方でAT車を動かすためには、油圧や電力などの異なる形のエネルギーが必要とされます。

これらのエネルギーは、通常はエンジンによって供給されます。

特に小排気量エンジンではエネルギー損失がある程度無視できない要素となります。

CVTを使用する場合、変速プーリーに油圧をかけるためのエネルギーロスが発生しますし、同様にDCTでもクラッチやシフトチェンジに必要なエネルギーを消費します。

 

放熱の問題

例えばサーキットを走る場合、普通の「AT車」での走行は少々厳しい側面があります。

少しだけ試してみる程度ならば、問題は表面化しないかもしれませんが、連続した周回を行うとミッションオイルが高温に達してしまうことがあります。

このような状況では、エンジン保護のためにセーフモードに切り替わってしまうこともあり、スポーツ走行モードがある場合でもそれが制限されることがまれではありません。

ATフルードを高温に耐えるタイプに変更するか、ATオイルクーラーを拡大・追加するなどの調整が必要になることもあります。もちろん、MT車であっても激しい走行をする際にはミッションオイルクーラーが必要とされることがありますが、AT車の場合はさらなる熱対策が特に重要であったり・・・。

もちろん、そもそもサーキット走行できるスペックのAT車もありますし、通常の公道でサーキットのような走行はしないので普段使用で何か困るわけでは全くありません。

オートマで人気のスポーツカー!

GR86

GR86には、運転支援システムとしてスバルのアイサイトがATモデルに組み込まれています!

スポーツカーでも安全の先進機能などは女性ユーザーからの指示がかなり強いようです。

もちろんパドルシフトは標準装備。ただ速いだけでない時代に合わせた安全性も備えたスポーツカーです。

TOYOTA 86

86には、6速スポーツATが搭載されており、GTグレード以上にはパドルシフトも備わっている!

積極的にオートマを選ぶことができるスポーツカーとして人気です!

また、中古車市場では、MT車に比べて約30万円程度安い場合が多く、その点でもオートマ車の魅力が光っています。

この車は世界最速クラスの変速レスポンスを持ち、シフトダウン時には自動でブリッピングを行うところ、さすがトヨタ!

ランサーエボリューションX

2016年4月に生産終了し、今は中古でしか手に入らないエボX。

300馬力の歴代ランエボ最強エンジンが搭載されているだけでなく、実はすごいオートマが搭載されている!

6速ツインクラッチ式セミATつまりDCTが搭載されるエボX、国産車では他には日産・GT-Rやホンダ・レジェンドといった一クラス上のスポーツカーに付いているようなすごいオートマ。

三菱ご自慢のモンスターマシン笑速いっす。

MTは5速仕様のため、6速ATが人気の珍しい車種。

オートマが搭載された三菱渾身のスポーツカーです!

インプレッサ WRXSTI(GRF)

ぱっと見わかりにくいのですが、GRFという型式でよくあるGRBとは別グレードです。

GRBとの大きな違いは、排気量が2.5LであることとミッションがATであることです。馬力も300馬力近くと、一般公道で走行するうえで十分すぎる動力性能。

また、4WDスポーツカーなのもポイント。

雪の地域でも問題なく冬道を走れる性能を持っています!

フェアレディZ

中古市場では、MT車よりもオートマ車のほうが高い価格で取引されている珍しいスポーツカーがです!7速ATというのも大きいです。

3.7リッターV6NAエンジンを搭載するフェアレディZにおいても、オートマが好まれているんです。

フェアレディZのMTモデルは評判があまり良くないのでこれもオートマをおすすめする理由となっています・・・。