タイヤサイズはどこを見る?タイヤサイズの表記や変更する前の注意点!

自分の車のタイヤサイズはわかりますか?タイヤサイズを自分で確認したいけどどこを見ればいいかわからない人もいるかもしれません。

そんな方向けにタイヤサイズ確認方法、車のタイヤについて解説していきます。

タイヤサイズの見方

タイヤの側面

タイヤ本体の側面、ホイールに近い部分に記載されています。

ドアの内側

運転席のドアを開けるとステッカーが貼ってあります。その部分にサイズが記載されています。

車検証

車検証自体には記載はありませんが、ネット通販や店舗で購入する際、車検証の「初年度登録年月」「型式」から適合するタイヤを探します。

タイヤサイズの意味

「145/80R13 75Q」という表記を例に説明していきます。

①145 ②80 ③R ④13 ⑤75 ⑥Q

①タイヤ幅

タイヤの幅を意味します。タイヤとの断面幅をミリメートルで表記したものです。

②扁平率

タイヤの高さ➗タイヤ幅✖️100で求めます。

タイヤ幅に対する断面の高さを表し、

数値が小さいほど薄いタイヤ、数値が大きいほど厚いタイヤとなります。

薄い方がレスポンスに優れスポーティに、厚い方が乗り心地が良いという傾向があります。

③タイヤの構造

タイヤの構造を表しています。

一般的には「R=ラジアル構造」が多いですが、他にも「ー=バイアス構造」もあります。

ラジアルタイヤ

一般的な現在の乗用車のほとんどに採用されています。

舗装された路面での使用に適しており、高速での乗り心地がよく、安定して走行できます。

サーキットのスポーツ走行、パワーのある車両での走行に適したタイヤです。

バイアスタイヤ

ラジアルタイヤと比較して高い果汁への耐性や悪路に強い設計となっており、

比較的、低速での走行を想定されたツーリング用のモデルなどに採用されています。

④タイヤ内径(ホイールのリム径)

ホイールのリムの直径をインチで表記しています。

「14インチ」「16インチ」などと呼ばれるのはこの数値のことです

⑤ロードインデックス(最大荷重指数)

一定条件の定められた条件の中でタイヤ1本あたりが支えられる荷重を示した指数です。

車本体、乗車定員、荷物の重量を支える必要があるため、純正状態から下げることは推奨されません。

⑥速度記号

走行可能な速度を示します。

 

速度記号 L Q S T H V W Y ZR
最高速度(km/h) 120 160 180 190 210 240 270 300 240km/h超

 

タイヤサイズ変更する際の注意点

タイヤサイズ法律

タイヤサイズには関する法律があり、変更する際は注意が必要です

はみ出し・干渉禁止

車体からタイヤ、ホイールがはみ出してはいけません。

車体からはみ出す大きなタイヤの場合、車のボディと接触してハンドル操作に影響が出てしまいます。

荷重指数の確保

荷重指数(ロードインデックス)はタイヤ1本が支えられる1本あたりの重さのことです。

標準タイヤよりも下回らないことが重要です。同等またはプラスになるタイヤを選択しましょう。

メーターに誤差が出ないこと

タイヤサイズを変更し、タイヤ外径(円の直径)が変わると1回転した時に進む距離が変わってしまいます。そのため、速度表示、走行距離表示に悪影響を与えてしまいます。メーター誤差が大きいと車検に通らなくなります。

タイヤを長持ちさせる方法

タイヤ交換目安

タイヤ交換が必要になる目安時期について解説します。

スリップサイン

タイヤの溝の中にはスリップサインと呼ばれる印が表示されており、スリップサインが見え出した時が交換が必要な時期と判断できます。

経年劣化

太陽の紫外線や気候変化、雨などの自然環境なども影響を与えます。年数が経つとゴムが硬化します。

偏摩耗

空気圧の設定や乗り方、車種特有の現象として、タイヤの摩耗具合が偏ることがあります。

タイヤの装着位置などによって摩耗の度合いが異なります。前輪、後輪のタイヤを入れ替えるなどローテーションを行い、摩耗具合を均一にし長く使用できるようにします。

傷・痛みのチェック

ひび割れ、抉り傷や膨らみがないか確認しましょう放置すると走行中にバーストしてしまう可能性もあります。

空気圧

空気圧が低いと重さに耐えきれずバーストしてしまいます。

また、適正な空気圧でないと偏摩耗を発生しやすく長持ちしなくなってしまいます。

 

まとめ

タイヤもただ装着すればOKというものではないです!

装着して良いもの、ダメなものもあるので気をつけましょう。