トヨタを代表するスポーツカー86!
維持費はとても気になるポイントですよね。
自分でも維持することができるのか?
この記事では、86の月間・年間維持費を調べてみました!
86の維持費を調べてみました
トヨタを代表するスポーツカー86!
維持費はとても気になるポイントですよね。
自分でも維持することができるのか?
この記事では、86の月間・年間維持費を調べてみました!
86の1年間の維持費
維持費の項目 | 86の維持費 |
ガソリン代 | 10万円 |
自動車税 | 3.9万円 |
重量税 | 1.2万円 |
車検費用 | 2.0万円 |
自賠責保険 | 1.3万円 |
任意保険 | 12.0万円 |
合計 | 31.5万円 |
86はスポーツカーのジャンルではかなり燃費がいいこともあり、ガソリン代の項目で比較的安価になっています。(86はハイオク仕様なのでレギュラー車と比較するともちろん高いです・・・)
排気量も2000ccなので特別高額な車両でもありません。
スポーツカーの中では安価な方ですが、「普通の車」と比較した時に、任意保険が高額なケースがほとんどです。
統計的に事故率が高いため、一般車よりも「型式別料率クラス」が高いことが原因となっています。
それぞれの項目を計算!
ガソリン代
ガソリン代は、燃費と走行距離、ガソリン代によって左右されてきます。
86の使用ガソリンはハイオクです。ハイオク価格はここでは193円(2023年9月頃の価格)とします。
また、実燃費は11.20km/ほどですので、年間走行距離によってのガソリン代表にしてみました
走行距離 | 86(ZN6)11.20km/L |
5,000km | (5,000km÷11,20km/l)×193円=86,160円 |
10,000km | (10,000km÷11,20km/l)×193円=172,321円 |
15,000km | (15,000km÷11,20km/l)×193円=258,482円 |
20,000km | (20,000km÷11,20km/l)×193円=344,642円 |
この記事の掲載時点ではガソリン価格が高騰していることもあります
年間10,000km走ると考えると、年間約172,0321円がガソリン代です。
あくまでも平均ですので、人によって差があるところだと思います。
自動車税
自動車税は、毎年5月初旬にお住まいの都道府県から金額が通知され、5月中に納付するのが基本です。
金額についてはエンジンの排気量によって、500cc毎に区切られ設定されています。また、新車登録から13年を超過した車は、税額がおおよそ15%割増になる仕組みになっています。86は一番古い車でも7年なので、まだまだ心配する必要はないでしょう。86は2,000ccのエンジンなので、1,500cc超~2,000cc以下の金額になります。
登録年数 | 自動車税 |
2019年9月30日以前
新車登録 |
39,500円 |
2019年10月1日以降
新車登録 |
36,000円 |
13年目〜 | 45,500円 |
重量税
重量税は、基本的に車検の際に二年分まとめて払う税金です。重い車ほど、道路へのダメージを与えるという考え方から、車両重量500kg毎に区切られ、重量が重い車ほど税金が高くなっていきます。自動車税と同じく、新車からの登録年数によって割増があり、13年超過、18年超過で税額が上がる仕組みになっています。
また、国の定めた燃費基準を満たしている場合、その達成具合によって半額や全額免除されるエコカー減税といった制度も用意されています。
スポーツカーである86はエコカー減税対象外ですので、重量税は満額ということになります。86の重量は1,200kg台の車ですので、1,000kg超~1,500kg以下の税額になります。
登録年数 | 重量税 |
〜13年目 | 12,300円 |
14〜18年目 | 17,100円 |
19年目〜 | 18,980円 |
車検費用
車検にかかる費用には、必ず支払わなければならない法定費用と、車検方法や車の状態で費用が変わってくる点検整備費用の二種類があります。
車検における法定費用とは、前項目でご説明した重量税、次項目でご説明する自賠責保険、そして印紙代の合計額になります。印紙代は書類等の費用の事です。法定費用をまとめると以下表のようになります。
法定費用 | 金額 |
重量税 | 24,600円 |
自賠責 | 18,160円 |
印紙代 | 1,800円 |
合計 | 44,560円 |
合計で44,560円。
こちらは法定費用といいまして「必ずかかる費用」になります。
車検時は上記費用別に車両の点検整備費用がかかることになります。
点検整備費用は、自動車の状態や車検を任せるお店によって大きく変わってきます。
整備が必要な部分が多ければ、必要な部品も増えますし工賃も高くなります。
逆に整備する箇所が少なければベースの点検料金だけのような金額になります。
86の車種や年式を考えると、4万円前後ではないかと予想されます。
基本的にディーラーよりも民間整備工場などの方が安価なケースが多いです。
自賠責保険
自動車保険の基本中の基本といえるのが「自賠責保険」です。自賠責保険とは自動車損害賠償保障法によって「すべての車の所有者に加入が義務付けられている損害保険」です。
1ヶ月単位の加入もできますが、基本的には車検のタイミング、つまり2年単位での加入が基本になります。自賠責保険が切れた状態でその車を動かすと、一年以下の懲役または50万円以下の罰金が与えられる上に、免停にもなります。
不要なリスク回避の為にも車検期間での加入を推奨します。車検のタイミングで更新すると忘れることもありませんのでほとんどがこの場合です。
自賠責保険の加入期間と金額は以下のようになります。
保険期間 | 保険料 |
12ヶ月 | 11,500円 |
24ヶ月 | 17,650円 |
25ヶ月 | 18,160円 |
37ヶ月 | 24,190円 |
長い期間で加入するほど一月あたりの料金は安くなります。
また、「25ヶ月や37ヶ月」といった、余分に1ヶ月分の期間があるのは、車検は満了日の24時まで有効なのに対して、自賠責保険は正午までが期限になっているため、うっかり無保険にならない為の仕組みです。また、車検切れの際に、1ヶ月以内であれば仮ナンバーを取得するだけで車検を取りに行けるので、25ヶ月で加入しておくのが一般的です。
任意保険
任意保険とは、自賠責保険では補償されない物損事故や、自賠責の補償額を超えた際のカバーをしてくれる保険です。
任意ではありますが必ず加入しておきましょう。!
また、任意保険は「等級」と呼ばれる基準で価格が変化します。
無事故で年数が経過していくと等級が上がっていき、6等級からスタートし最大で20等級になります。
年齢や条件にもよりますが、年間で12万円〜17万円のケースが多いようです。
大体月1万円前後になってくると思います。
維持費を節約する方法
維持費を節約するためには最も金額の調整可能性が高いポイントで調整することがおすすめです。
自動車税や重量税などの税金、自賠責保険などは必ず支払わなくてはいけないもので自分ではコントロールできません。
コントロール可能なものでも特に金額幅が大きい以下の2点をおさえることがおすすめです!
車検費用の見直し
ディーラー車検は「確かな品質」が売りなこともあり車検費用も高額なことが多いです。
工場設備が充実している分、多額のコストがかかっていることなどが大きな理由でしょう。
点検費用が安い民間で車検を行ってくれる工場でも確かな腕をもった整備士はいます。そのうえディーラーよりも安価なケースが多いです。あとはガソリンスタンドや車検専門店なども比較的安価に車検を行うことが可能です。(安かろう、悪かろうがあるのも事実ですのでお気をつけください)
任意保険の見直し
必要以上に手厚くしているケースも多く、不必要な保証を省くだけで年間で数万円も安くなるケースもあります。また年々等級が上がるにつれて保険料も安くなります。
詳しくは代理店にご相談ください。